古いビルの小さな焙煎所

鹿児島市役所にほど近い、名山町にある古いビルの1階で日々コーヒー豆を焙煎しています。
名山珈琲 MoxNixという店名は、街の地名とアートファーマーの曲名から付けました。英語のスラングとしても使われる“モックスニックス”には「取るにたらないこと」「気にするなよ」といった意味もあるといいます。

ちょっとリラックスしたいとき、いやなことを忘れたいとき、気持ちを落ち着けたいとき―。
モックスニックスと心の中でつぶやきながら、私たちのつくるコーヒーを楽しんでもらえれば嬉しく思います。

決して広くはない店構えですが、個性あふれる世界各地の新鮮なコーヒー豆を販売しています。コーヒーを召し上がっていただくスペースも設けています。手軽に入れられるドリップパックも販売していますので、ご自宅でも名山珈琲 MoxNixのコーヒーを堪能していただければ幸いです。

コーヒーの木に赤い実が実っている様子の写真

世界各地の良質な生豆を厳選

世界中のコーヒー産地から厳選した豆を、信頼できる専門の業者を通じ仕入れています。最近では、高品質で生産した農園まで分かるスペシャルティコーヒーを扱う店が増えています。名山珈琲 MoxNixでもスペシャルティコーヒーを扱いますが、それ以外にも風味豊かで高品質なコーヒー豆は数多くあります。多くのお客様に楽しんで飲んでいただける「良いコーヒー」をご提供できるよう、努力を続けたいと考えています。

コーヒーの生豆を並べ、ハンドソーティング(手作業による選別)を行っている様子の写真

すべての豆をハンドソーティング

名山珈琲 MoxNixでは焙煎前と焙煎後に必ず、すべてのコーヒー豆をハンドソーティング(手作業による選別)しています。生産者から届くコーヒー生豆には、どんなに高品質な生豆にも一定量の欠点豆(飲用に適さない豆)が含まれています。コーヒーの質に大きな悪影響を与えるこの欠点豆には、害虫に食われた豆や輸送中に発酵した豆、カビの付いた豆、未成熟な豆などがあり、小石や別の穀物の実が含まれていることもあります。これらを手作業で一粒ずつ取り除く非常に手間のかかる作業ですが、おいしく安心して飲めるコーヒーを提供するためには不可欠な工程です。

焙煎機のガスバーナーが上向きに8本並び青い炎を上げている様子の写真

豆の個性を生かす直火焙煎

名山珈琲 MoxNixでは、バーナーの炎が直接コーヒー豆に届く直火式の小型ガス焙煎機を使っています。焙煎機には、熱風を使い焼き上げるものや電気式のIHを使うものなどいくつかの種類がありますが、豆の表面を直接焼き上げる直火式で焙煎したコーヒーは、より香ばしい風味になると感じています。浅煎りから深煎りまで、それぞれの豆が持っている風味をしっかり残しながら、澄んだ余韻の残るコーヒーづくりを心がけています。

ネルドリップによってコーヒーを抽出している様子の写真

甘みとコクのネルドリップ

名山珈琲 MoxNixでは、手軽なペーパードリップに加え「ネル」と呼ぶ布フィルターを使ったネルドリップを提案しています。店内でのコーヒー提供は、基本的にネルドリップとなります。
ネルはペーパーより目が粗く成分の吸着が少ないため、オイル分などのコーヒー成分が多く抽出されます。ネルで淹れたコーヒーの方が甘く、コクが感じられることが分かると思います。

名山珈琲 MoxNixで使うドリッパーは、布フィルターとフレームをそれぞれ専門業者に発注、製作したオリジナルのものです。ドリッパーは交換用フィルターを含め販売しています。

Online Store

名山珈琲 MoxNixで焙煎した豆やコーヒーグッズをご購入できるオンラインショップを現在準備しております。

STORES(準備中)

アクセス

住所

〒892-0821

鹿児島県鹿児島市名山町7-3 今村ビル1F

営業時間

12時 - 18時(土曜日、祝日は17時まで)

店内喫茶営業 16時まで

定休日

日曜・月曜